赤峰さんの事については、食事と痒みの関係のところでご紹介していますが、ここではさらに詳しくご紹介していきたいと思います。
私が赤峰さんの本に最初に出会ったのが、「ニンジンから宇宙へ」という本ですが、この本は実は私のアトピー仲間から、この本とても面白いから読んでみて！と薦められたのが、きっかけでした。
当時は「ニンジンから宇宙へ」って、なんか変なタイトルだな～と思い、ペラペラと読んでいった位で、あまり真剣に読んでいませんでした。
なんとなく、食事がアトピーと関係しているということが書かれているのは分かったのですが、その時は食事について今ほど重要視して考えていなかったので、なんとなく読んで終わってしまったのです。
それから月日が経過して、いろいろとアトピー完治に向けて、試行錯誤する日々が続いたのですが、当時やっていた仕事の内容がとても激務であり、日に日に体の状態が悪くなっていき、ついには睡眠がほとんどとれない日が続くようになってしまいました。
とても辛くて、毎日重い体を引きずるようにして出勤する日々が続いていたのですが、ついには限界がきて、休職することになってしまいました。
その時はいろいろと勉強して知識もついていたので、食事を変えないとアトピーは根治出来ないと分かってきていました。
なので、いろいろと探した結果、食事療法が実践できる施設が岐阜にあったので、そこで約2ヶ月間、食事療法を基本とした自然療法を実践することにしたのです。
岐阜のその施設はとても環境は良く、森の中に囲まれた施設だったので、空気は美味しいし、水は綺麗だし、まったくのストレスフリーな環境だったので、みるみる内に体が回復していきました。
その施設は自前で畑を持っており、朝に畑で採れた食材が、そのまま食卓に出るような素晴らしい食生活を送ることが出来たので、いかに食事を正すことが、アトピー完治に向けた大事なのか、経験することが出来ました。
2ヶ月間の療養を終えて、自宅のある東京に戻ってきたのですが、岐阜の施設のような生活を送ることが出来ず、徐々にアトピーの症状が悪化していってしまいました。
これではまずいと思って、自宅に無農薬の野菜を取り寄せては、料理をしていたのですが、なかなかうまく調理が出来ず、どうやったらうまく料理が出来るのか、模索していました。
そんな中で、オーガニックのお店に行ってどんな調理をしているのか見てみようと、とあるオーガニックのお店で行った時に、再び赤峰さんの「ニンジンから宇宙へ」に出会ったのです。
その時は、この本は以前読んだことがある！と思って、食事を待つ傍ら、本を手にとって読んでいたのですが、当時読んでいた時にはあまり頭に入ってこなかった内容が、とてもスラスラ自分の頭に入ってきたことを良く覚えています。
岐阜での療養生活をする上で、食事をいかに正すことが大事かは身を持って体験していたため、この本に書かれていることがいかに重要なことが書かれているのか、良く分かりました。
これをきっかけにして、再び食事の重要性を見直すことが出来て、また赤峰さんは野菜を使った料理本を出されており、その料理本を参考にしながら、自宅での料理に精を出しました。
この料理本は、かなり簡単に誰でも美味しく野菜料理を楽しめるレシピがたくさん載っていたので、かなり助けられました。
食事を正すことが出来て、悪くなりつつあったアトピーの症状も徐々に回復していきました。
また、「アトピーは病気ではない 今日から始める玄米・自然食」では、アトピーは病気ではない、体が毒素を排出している一時的な状態で、毒素を排出しきれば、アトピーは根治出来るといった内容が書かれています。
「アトピーは病気ではない！アトピーは完治できる！」といった考えを自分の中に深く認識出来たことが、自分にアトピー治療にとって、大きなターニングポイントになりました。
アトピーを治す上、下記の本で是非読んで頂きたい物になりますので、図書館で借りるなどして、一度読んでみることをお勧めします。
■ 赤峰勝人さんの本
・ニンジンから宇宙へ。なずなワールド
・アトピー病気ではない 今日から始める玄米・自然食。
㈱アスペクト
・百姓 赤峰勝人の野菜ごはん。 オレンジページ
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