睡眠の質を高める「夕食のタイミングと量と質」ついて

ここでは、睡眠の質を高める「夕食のタイミングと量と質」ついて、詳しく説明していきます。

 

睡眠の質を高める「夕食のタイミングと量と質」について

夕食は「消化の良さ」を考慮して、メニューを選びましょう。
また、就寝の4時間前までに食べ終えるのが、理想的です。

特にお勧めなのが、「玄米粥」です。

元来、「玄米粥」は、食事療法において取り入れられてきたメニューですが、なんといっても魅力的なのは、「豊富な栄養素に加えて、消化に良い」という点になります。

夕食に消化の悪いものを食べたり、量が多すぎたりすると、それだけ胃腸に負担がかかり、不眠の要因になります

私自身は以前、アトピー専門の療養施設に入って、徹底的に治療を行った経験があります。
そこでは、食事の内容から運動の内容と量、睡眠まで1日の生活を全て見直して、治療を行いました。

そこでの夕食は、なんと「玄米粥1杯」と「青汁1杯」のみです。
それまでは、食事の量といったら、夕食が一番多く、時には揚げ物なども食べていた時期もあり、最初は慣れるまでに時間が掛かりました。

続けていくうちに段々とその夕食の内容にも慣れ、当初は痒くて全く寝れない日々が続いていたのですが、嘘のように段々と眠れるようになってきました。
「玄米粥1杯」と「青汁1杯」だけだと、量も少なく、消化も良いので、寝る時間には胃には全くものが無い状態です。

なので、
身体もすっきりしていて、布団に入ったときに、余計な外乱がなく、スムーズに入眠することが出来ます。

当初は、私のアトピー症状もけっこう酷い状況でしたが、夕食を変えたことで、眠りの質を変化させることが出来ました。

その施設には、私以外にも、アトピーで苦しむ患者がたくさん療養しにくるのですが、皆さん、夕食を変えることで、徐々にですが、眠れるようになったとおっしゃっていました。

症状が酷くて全く眠れない方は、ここまで厳格にやってみても良いと思います。
ただ、そこまでやるのはちょっとしんどいという人は、まず夕食の質と量を見直して、どんな内容であれば、自分にとってベストなのか、食事記録を取るなどして、観察していくことをお勧めします。

 

また「不眠症の効果のある食事」の記事でも書きましたが、大豆で発酵食品である「味噌や大豆」は、トリプトファンを多く含み、睡眠の質を高める「セロトニン」と「メラトニン」の両方の原料になるので、積極的に取るのが良いでしょう。

それと大豆は「良質なタンパク質」を豊富に含まれますので、特にアトピーの方は、肌の材料となるタンパク質を多く取る必要がありますので、アトピーで不眠に悩んでいる方は、是非毎日の食卓に取り入れて欲しい内容になります。

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