食事とアトピーのつらい痒みとの関係性を解説

■痒みって食事と関係があるの?

アトピー性皮膚炎の痒みは、食事の内容に起因するものが多いと私は考えています。

ここはいろいろな意見が分かれるところもあり、食事だけでなく、皮膚のバリア機能の低下による外部からの刺激による痒みももちろんありますが、根本的な部分の痒みは、食事の内容を変えていかないと、改善していかないというのが、私の考えです。
私自身の経験では、質の悪いお肉を食べた日はその直後から、「あれ、なんだか背中や腕が痒い??」といった症状が出始めて、夜は痒くて痒くて、全く眠れなかったという日も少なくありませんでした。
私の周りのアトピー持ちの友人に話を聞いてみても、同じような経験をしている人が多くいたので、やっぱり食事と痒みは関係しているのだなという認識が強くなっていきました。
では、なぜ食事の内容と痒みが関係しているのでしょうか?

この事を考える時のポイントは、皮膚は「排泄器官」でもあるという事です。
皮膚の役割は、外部からの刺激を守る臓器としての顔もありますが、汗や古くなった角質などはどんどん外を排出する機能も持っています。
 
私が尊敬している方の中で、赤峰勝人さんという九州でアトピーなどのアレルギー症状を食事から治していく活動をされている方がいます。

百姓のお仕事をしている傍ら、本の執筆もされており、何冊か本を書かれています。
詳しくは、本の紹介の「赤峰さんの本」の欄をご覧になって下さい。

一番お勧めなのが、「ニンジンから宇宙へ」と「アトピーは病気ではない」という本なのですが、その本の中から、重要な文章を引用する形で、ご紹介します。

~ニンジンから宇宙へ 赤峰勝人著 P151 ~

化学合成された食べ物の中の分解されない毒素は、体内に蓄積され、その結果として現在の文明病の蔓延があるのです。
アトピー性皮膚炎は、その最たるものです。
毒素を皮膚から外に出そうとしているのが、アトピー性皮膚炎です。

~アトピーは病気ではない 赤峰勝人著 P42 ~

アトピーを治すのはとても簡単です。
たった今から、農薬や化学肥料、食品添加物などの化学合成されたものを食べるのを、いっさいやめることです。

もちろん、薬という化学合成されたものも、飲んでも塗ってもいけません。
体の中の消化酵素で分解できないものをいっさい体に入れないで、自然の命をいっぱいに含んだ食べ物をいただいて、毎日をリラックスして楽しく暮らせば、必ず直ります。

という内容が書かれています。
アトピーは、化学合成された毒素を排出する為に、自然治癒力が働いている結果、痒みや湿疹という形で症状が出ているものという事です。

最終的な結論としては、
「農薬や化学肥料、食品添加物などの化学合成されたものを、
食べるのを辞めればアトピーは治る」
という事が、赤峰さんのアトピーに対する考え方になります。

今までいろいろな治療をしてきた方は、食事とアトピーが関係しているかも?という考えを持っている方もいらっしゃると思いますが、食事療法はアトピーを根本から治す方法ですが、うまく実践していくコツが必要だと思います。

そのコツについては、このサイトで少しずつ紹介していきたいと思います。]

まずは、自分の出来る範囲から、無農薬の野菜を食べる習慣を多くしたり、お肉を食べるにしても、「ホルモン剤や抗生物質」を投与していないものを食べる努力を少しずつ実践していって頂ければと思います。

 

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