ここでは、痒み対策の考え方とコツについて、詳しく説明していきます。

 

痒み対策の具体的な方法について

アトピー性皮膚炎による不眠の改善方法は、トップページでも説明していますが、基本的には、
不眠対策を実施する。
痒み対策を実施する。
この2つの対策を同時併行して実施することが、より効果的だと考えています。
痒みの改善方法の具体的な内容は、「痒みを改善する」の各メニュー項目を参照して下さい。

ここでは、「痒み対策」をより効果的に実施する為のコツと考え方について、説明していきます。

痒み対策での重要度としては、
腸内環境を改善する。
食事内容を改善する。
皮膚の保護する。
の順番になります。
大きな流れは、上記のようになるので、痒み対策を実施するのも、まずは一番重要度が高い、「腸内環境を改善する」から、始めるのがより効果的です。

なぜなら、アトピー性皮膚炎をはじめ、アレルギー性の症状は、腸内環境はいかに整っているかで、その症状の出方はかなり変わってきます。

 

①腸内環境を改善する
腸の中には腸内細菌が約100兆個いると言われていますが、大きく分けて、3つの分類に分けることが出来ます。

それは、「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」に分けることが出来るのですが、いかにして「善玉菌」を増やすかがポイントになってきます。

最近になって、腸内細菌の働きがいろいろ分かってきたのですが、腸の機能としては、単に栄養を吸収するだけではなく、免疫機能を活性化したり、ビタミンを生成したり、ドーパミンやセロトニンというホルモンを作ったり、腸が行っている働きというのは、本当に多岐に渡ります。

アトピー性皮膚炎による痒みは、体に溜まった毒素がうまく排泄することが出来ないため、「肌からも毒素を排出しようとしている事」と、腸内環境が悪いがために、緩んだ腸壁から消化しきれなかったアミノ酸を、体が異物と見なして、攻撃をするため、それが引き金となって痒みが発生します。

なので、いかにして
「腸内環境」を整えていくかが、アトピー完治に向けて大事な要素となるのです。
 
次に大事なポイントとして、「食事内容を改善する」ということが挙げられますが、いくら食事内容を改善しても、腸内環境が悪ければ、栄養素を吸収する効率も悪くなるので、まずは大元である腸内を健全に保つのが、優先順位としては先になります。
ここは大事なポイントになりますので、是非頭に入れておいて下さい。

では、「腸内環境」を具体的にどの様に整えていくかについては、下記のページに参考になりますので、是非読んでみて下さい。
⇒腸内環境の改善の具体的な方法

 

食事内容を改善する
つぎに、食事内容を改善するについて、説明していきます。
具体的な食事内容の改善内容については、項目メニューから見て頂くとして、ここでは考え方とコツについて説明していきます。

アトピー性皮膚炎による痒みは、体に溜まった毒素を排出している状況になりますが、どこからその毒素が入ってきているかというと、食べ物から体に入ってきているのが、一番多くなります。ですので、なるべく毒素を体に入れない食事内容にすることが大事になります。
食事内容を、マクロビオテックなどを参考にして、玄米菜食にしているけど、なかなか治らない方が実はけっこう多くいらっしゃいます。

アトピーの方に多い考え方として、肉はダメ、卵はダメと食べ方にかなり偏りがある場合が多いですが、肉や卵などを全くとらない食事内容だと、体や皮膚を構成するタンパク質をとることが出来ないので、アトピーは良くならないのです。
 
要は、毒素は体に極力入れるのは避けた方が良いのは間違いないですが、必要な栄養はしっかりとっていかないと皮膚は強くなっていきません。

肉も「ホルモン剤や抗生物質」が入っていない肉なら、毒素による影響も少なく、必要な栄養素も豊富に含んでいるので、安全な肉なら、むしろ積極的にとっていった方が良いのです。
 
私の周りには、マクロビオテックを実践している友人が何人もいましたが、みんな調子を悪くしていました。

マクロビを実践している人による見られる傾向ですが、顔や皮膚が浅黒かったり、外見を見ても妙に痩せていて覇気がなく、とても健康そうに見えない人を多く見てきました。

玄米についても、食べ方にコツがいるので、詳細については、各メニュー項目から確認して下さい。

昔の人の食事内容を見ても、その食事内容は米も食べるし、豆類、肉、魚とバランス良く食べていました。

ですので、食事療養を実践するからといって、アレは食べちゃいけないとか食事内容に偏らせるのではなく、質が良く、安全な物を必要な分だけ食べるのが、ポイントになります。

 

皮膚の保護する
最後に皮膚を保護するについて説明していきます。
上記の「腸内環境を改善する」と「食事内容を改善する」は、体の内部についてですが、「皮膚を保護する」は体の外部からの異物に対しての、対策になります。

皮膚は排泄器官であると同時に、外部からの体を守るバリアの機能を持っています。
このバリア機能がうまく働いていないと、外部から異物が進入し易くなり、その異物に反応して、痒みが発生します。
 
アトピーの症状が出ている肌は、バリア機能が正常に働いていない状態なので、外部からの異物の進入を防ぐという意味で、クリームなどで擬似の膜を作って、一時的に皮膚を保護する必要があります。

世の中には「脱保湿」という考え方もありますが、私自身の経験から言えば、正常な皮膚が出来るまでの期間は保湿による擬似膜の効果は有効だと考えています。

但し、ずっと保湿に依存することは、皮膚の保湿機能の低下を招きますので、ある程度皮膚が改善してきたら、保湿をする行為は無くした方が良いと考えています。

保湿などによるクリームにしても、よく言われるように、防腐剤(バラベン、フェノキシエタノール)などが入っているものは論外ですし、合成の界面活性剤が入っているものは、皮膚のバリア機能を壊す要因になるので、使わない方が良いでしょう。

具体的な皮膚の保護方法については、項目メニューの「皮膚を保護する」をご覧になって下さい。
以上が、「痒みを改善する」の考え方とコツになります。