ここでは、就寝前の適切な環境とはどんな環境なのか?について、詳しく説明していきます。

 

就寝前の適切な睡眠環境とは

寝つきを改善するには、就寝したい時間の1~2時間前から、部屋を暗くするのが効果的です。

暗さが眠気を誘う理由には、脳の「松果体」という部分から分泌される「メラトニン」という物質が大きく関係しています。
メラトニンには脈拍や血圧、体温を下げる効果があり、分泌されると自然な眠りを促進します。

その効果は世界中の研究者が認めており、海外では不眠に悩む患者に夕方以降、メラトニンを投与する治療法が確立されています。

メラトニンは朝に太陽の光を浴びてから約15時間後に分泌が始まります。
分泌量はふだん就寝する時間の1~2時間前から上昇し、真夜中にピークを向かえます。

メラトニンは目から入る光により、分泌が抑えられてしまう性質があります。

ですので、メラトニンの作用を妨げないように、気持ちよく睡眠をとるには「メラトニンの泌を妨げない暗ささ」を意図的に作ることがポイントになります。

そして、メラトニンの分泌を邪魔しない理想的な暗さは150ルクスになります。

これは、「夕暮れどきの暗さ」になりますが、一般家庭のリビングの蛍光灯は約300~500ルクスもあり、メラトニンの分泌を邪魔する明るさになります

ですので、就寝時間の約2時間前になったら、蛍光灯を半分の明るさにしたりして、なるべく光を浴びないようにすることが大事になってきます