軽い運動が睡眠に与える効果とは

ここでは、なぜ軽い運動をすることが睡眠の質を高めるのかについて、詳しく説明していきます。

■軽い運動をする事と睡眠の関係とは?

軽い運動をすることは睡眠の質を向上させます。
それは、
①深部体温を下げるのに、有効である。
②セロトニンの分泌を促す。
の2つが挙げられます。

【①深部体温を下げるのに、有効である】

人間の身体は、夜になるにつれ、深部体温が段々と下がってきて、眠くなるようになるようなメカニズムを持っています。
逆に言うと、深部体温が下がってこないと、入眠しにくくなると言えます。

この深部体温を下げるのに、有効なのが、「軽い運動」になります。
寝る直前に体温が下がってくるようにすることが入眠のコツになるので、それを逆手にとって、寝る2~3時間前までに体温を一旦少し上げておくと、就寝する頃に適度に深部体温が下がり易くなるので、入眠し易くなります。
 
ここでポイントなのが、「軽い運動」であって、激しい運動はNGになります。
体温が上がりすぎてすぐに下がらず、入眠しにくくなります。

そういった意味で、夕食前のウォーキングは入眠し易くする行為になりますし、37~38度程度のお風呂にゆっくり浸かることも、適度に体温を上げるという意味で、入眠し易くするポイントなります。

 

【②セロトニンの分泌を促す】

セロトニンの分泌を促す効果は、朝日を浴びること以外に、運動をすることでも有効です。
セロトニンはメラトニンの元になるので、いかにしてセロトニンの分泌を日中に活性するかが、誘眠物質である「メラトニン」の分泌を促す意味で大事になってきます。

このセロトニンは、リズム良く運動することが増やすことが出来ると言われています。
なので、ジョギングをしたり、ウォーキングをすることはとても効果的ですし音楽を聞きながら運動すると、よりセロトニンの分泌量を増やすことが出来ると言われています。

 

なので、朝の時間に余裕があれば、朝日を浴びながらウォーキングやジョギングをして、その時にipodなどで音楽を聞いていると、より効果的にセロトニンの分泌を促すことが出来ます。

私自身も、不眠でかなり悩んでいた時期に近くの公園で毎日3~4キロの軽いジョギングをしていました。

朝日を浴びながらのジョギングはとても気持ちが良く、不眠で悩んでいた自分のメンタルをかなり癒してくれました。

そして、毎日同じ時間に走っていると、たいてい同じ時間に同じような人が公園にいたりするのが、とても面白かったです。

今日もあの人いるのかな~と思いながら走る習慣を持っていると、楽しいですし、自然と体内時計やメラトニンやセロトニンの分泌を正常に促してくれるので、本当にお勧めです。

また、ある程度軽く運度した方が疲労物質である「乳酸」の排出を促すことにもあるので、疲労感が少なくなるのも、メリットにひとつですね。

日々の生活の中で、軽く運動する習慣を是非取り入れてみて下さい。

 

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