ここでは、睡眠の質を高めるアロマの効果的な利用方法について、ご紹介していきます。

 

アロマの効果的な利用方法について

入眠し易くする為の技として、アロマセラピーを利用するのも、一つの手です。
香りそのものに人を眠らせる作用はありませんが、嗅覚を通じて脳に伝わった香りは、自律神経に働きかけて、心身のバランスを整えると言われています。
 
香りに(嗅覚)に対して、人間は非常に敏感で、味覚の1万倍の感度を持っています。
なぜ、「におい」に対して敏感なのかというと、私たちの鼻にある鼻上皮の嗅部には数千万個の嗅細胞があり、その粘液層に10数本ずつの線毛をアンテナのように突出させていて、におい物質が付着した瞬間に、嗅細胞が化学反応を起します。

この反応が、電気信号となってニューロンを興奮させ、大脳皮質の嗅皮質に伝わり、視床を経て前頭野でにおいとして感知されます。

においには、人にとって快感を引き起こす香り、不快感を引き起こす臭さ、臭気、悪臭などがあります。

この快感を引き起こす香りが、夜間の睡眠に大きな影響を及ぼすことが分かってきており、睡眠障害を持つ患者にも、一定の効果があることが分かってきました。

詳細なメカニズムは解明されていませんが、快感を引き起こす香りが刺激となって、沈静効果を持つホルモンが分泌されることで、安眠に導かれると考えられます。

 

【アロマの効果検証試験】
以前、不眠症患者にある種の香りを嗅がせて、睡眠薬の量を減量するという実験を行ったものがあります。

不眠症患者29名(38~62歳)に睡眠薬を少なくさせて、香りを嗅がせて睡眠をさせたところ、8週間後には、12名が減量に成功し、1年後には15名が減量に成功したという結果が出ています。全く減量が出来なかったのは3名という結果でした。

以上から、香りに安眠効果があることが分かります。

アロマオイルは、大きく分けて「リフレッシュ効果のあるもの」と「リラックス効果のあるもの」に分けられますが、入眠には副交感神経の優位にする「リラックス効果」のあるものを選びましょう。

リラックス効果のあるアロマオイルの代表格は、
ラベンダー
カモミール
です。

アロマセラピーは、「ディフューザー」と呼ばれる精油拡散器を使用する方法もありますが、それ以外の方法として、
「ハンカチに精油を数滴たらし、枕元に置く」
という方法でも十分効果が得られます。

アロマオイルでお勧めのものを以下にご紹介致します。
興味のある方は、是非試してみて下さい。